18きっぷチープなひとりグルメ旅~冬・東海道線

お正月明け3連休、有効期限間近の青春18切符と簡単な着替え、財布に携帯と充電器、これだけ持って目指すは福井!冬の日本海側なんて、美味しい予感しかしないですよね…!まずは東海道線で西へ、西へ。北陸に辿り着く前に軽くお腹いっぱいになりそうです…そんなスイーツ篇。

夜明け前、小田原発。東海道線に乗り込めば、左手に広がる水平線が朱色に染まり、空が黄色く明らんですっきりと気持ちのいい朝が来る。てな頃に浜松到着。売店にはおなじみ「うなぎパイ」。今時は「うなぎパイV.S.O.P.」なんて真夜中のお菓子まで…早朝の売店でなんとなく後ろめたさを感じつつもいきなりお土産に購入。流石、大人のお菓子だけあって還暦以上の親族に特に大好評。
合わせてつまんだ「浜松どらバーガー」なるぶ厚いどらやきは、厚さ…いや高さ約50mm!手乗りサイズの旅のおやつにぴったりスイーツ。こしあんと粒あんのブレンドあんがぎっしりという、こし・粒どちらも好きでいつも2択に泣かされる優柔不断な甘味好きさんに優しい一品。ちょーっと甘い気もしますが、中に入った白玉と一緒に頬張ればちょうどイイ塩梅と思われます。コロンと小粒のくせして、食べ応えあり。

続いて初めての岐阜県上陸。深夜快速ムーンライトながらに乗っていればここが終着駅のはずだった、大垣駅。終着と言えば、奥の細道むすびの地が、ここ、だったらしい。…らしい。芭蕉も食べたのかしら、男の人って昔っから甘いもの好きは公言しづらかったのかしら、だったら女に生れてこんなに幸せなことってないわ、なんて思わずにいられない。そんなここ大垣の名物はいちご餅。いわゆるいちご大福。駅からプラプラほんの15分ばかりの散歩で、いちご餅(大福)の幟にいくつも出会えます。中でも駅からほど近く、金蝶園総本家さんのいちご餅は、もう絶品!ほっぺが落ちそうとは言ったものですが、落としてしまうなんて勿体ない、口全部で味わいたい。みずみずしくも、しっかりと甘みの強いいちご。ほんのり甘く主張しすぎない控えめな白餡層をはさんで、ふわっとやさしい柔らかさのお餅が美味しさを包む。シンプル、でも繊細で計算しつくされた甘さと舌触りを感じます。感じ入る。これを食べに、私はもう一度でも二度でも、大垣の地を踏むでしょう。きっと芭蕉もそうだったんじゃないかな、なんて。